父の件も一段落したのですが、その分本業が山のように仕事づくし・・・ PCに向かってもなかなか・・・ね。
修了式も終わって、ようやく本業も一段落・・・ って訳じゃないですが、少しだけ余裕があるものでね。
ずっと休んでいた中学生の子、結局今週で休眠になってしまいました。昨年の予選会でもう少しで全国・・・ってところで、今年こそは・・・と、彼女と2人で思っていたのですが、現実はそうも行かないのが事実です。この4月から中学3年生。高校入試を控えて学習塾が毎日、しかもテスト漬けのようですし、部活は部活で、顧問が転勤で替わったら中3生は彼女ともう1人しか在籍していないようで、自ずと試合には出ずっぱりな様です。それに少林寺までやってたら、心身ともに相当な負担ですね。いか仕方ないかな・・・。
それと前後して、今度中学に進学する子も1人辞めていきました。親御さんが支部長先生に話したことには、部活をやりたくて・・・とのこと。ただ結構修練でも不器用なところがあるので、大丈夫かな・・・ってのが支部長先生と自分の気持ちなのですが。
ただ気になったのが、休眠や辞めていく時期です。滅茶苦茶とは言わないけど、どんどん早まってるような。
やっぱりどうしても避けられないのは、進学と就職です。少林寺拳法を続ける上で、大きな壁になってます。どっちを取る?少林寺?・・・とは言えませんね。霞を食べて生きる訳にはいかないですから。
(もっとも元所属の道院長は、少林寺を取れ、俺がなんとかする・・・って訳の分からないことを毎年言って、拳士や保護者のひんしゅくを買っていましたが・・・ それで未だに就職のままならない「被害者」もいますし・・・)
その壁・・・ ハードルの年齢が、どんどん下がってきているように感じています。それに新たな「部活動」ってハードルも。
自分が入門した頃は、せいぜい高校3年生だったように思います。高校入試っていっても、そんなに低学年からしゃかりきに勉強しないと高校に行けないって程じゃなかったですし、塾に行っている方がむしろ少数派でした。だからといって志望校に行けない中学生が多かった訳じゃないですし。
もう一方の部活動にしたって、盛んは盛んでしたが、そんなに練習だ、大会だ、成績は・・・って目くじら立ててた訳じゃないですね。それに運動系も文化系も種目(?)は多くて、もっとおおらかだったように思います。別に「帰宅部」って言っても、白い目で見られたことないですし。
ちょうどこのブロクを始めた頃から、変わってきたように思います。
前所属で、指導していた中学生がほぼ全員、一斉に辞めたことがありました。経緯はブログで確認して貰えば良いんですが、ちょうど自分の県でインターハイの開催が決まり、開催のときの選手になる中学生から選手強化を開始した年でした。風の噂でしかないですが、学校側から「塾以外の習い事は辞めるように・・・」との話しがあったとか・・・ それじゃぁはっきり言って、ただの街道場じゃ太刀打ちできないです。
なんかね、その風潮・・・そのまんま定着しちゃった感じです。しかも部活動にしたって、マイナーなものや賞の取れないものはどんどん廃止になって、選択肢もないですね。その割に部活動の加入にだけはどこも熱心ですし。
塾にしたって、行ってったにしても週に1~2日ってのが、どんどん日数は増え、行く中学生は多くなり・・・、今では塾に行かないと高校には行けないって感じですね。なんか大学入試の予備校のシステムが、そのまま高校入試になってるように思います。この勢いじゃそのうち小学生から・・・ってなりそう。世も末です。
もっともね、これは高校側、さらにその先にも原因がありますね。本来は学校教育で習ったことの定着を見るのが入試の目的なのに、「応用だ・・・」って事でその先を求められる。それじゃぁ誰もが塾に行かざるを得ないです。学校で習わないところが出題されるんだから。
自分も教育界に奉職する身ですが、今高校もはっきり言って二極化です。きちんと学習、部活動ができている学校がある一方で、スピンアウトして学校としての機能が崩壊してしまう高校もある訳。後者の学校はどんどん志願者が落ち、その一方でより高い学校をもとめる。はっきり言ってしまえば、保護者も学校教育には期待しちゃぁいないです。誰もが高い金を払って塾に行ってしまうのは明らかです。
それだからね、正直「社会体育」ってのは冬の時代です。やったところで誰からも評価されないんだから。
まぁ国体やオリンピックに繋がっている種目なら良いんだろうけど、はっきり言って少林寺拳法ってのは・・・ もっとも武道全般がそうですが、周囲から見ればマイナーです。それじゃぁ自分のような物好きしか続かなくなっちゃうんだよね。魅力を感じて続けようって子には、正直可哀想な現実です。だって高校入試の内申書、学業や部活はたんまり書かれても、社会体育の事ってほとんど「やってただけ」って扱いですから。
実は自分、前所属では小中学生には「初段までは辞めるなよ」って言ってました。そうじゃないと周囲から認められないから。それだってせいぜい特技の欄に「少林寺拳法 初段」って書かれるだけ、一昨年全国中学生大会に出場した子・・・ 休眠したこと同学年で、先に休眠していますが・・・ だって、出場したことさえ触れてもらえないかもしれません。だって学校側には何も旨味はないですから。
本部もいろいろ、10代の拳士の定着を図るよう考えているようです。先の中学生大会がその一つですし、武道必修化や部活動として認めてもらうこともその現れでしょう。でも、本部の、我々指導側の思っている以上に周囲の変化が激しいように思います。正直「どうしようもない」ってのが素直な気持ちです。県内でも活発なD道院や隣のM道院のように、拳士数が多い所もありますけど、多くの道院・支部は手の打ちようがないのではないでしょうか。
ほんとね、壁は増えるし、多くなるし、厚くなるばかり。そのうち少林寺拳法=中高年ってなりそう。悲しいことだけど・・・ それが現実なんだろうな。
話は戻りますが・・・ 休眠した子、まだ意欲は繋がってるところはあるので、1年後の復帰はまだ少しだけ希望は持てそうです。だけど今までのケースはたいがいそのままフェードアウト。ここ数年は実は今年就職で離れてるNクンぐらいです。希望は持ち続けたいけど・・・ 時間の長さが長さだけにね・・・ 待つしかない。